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bio-fin uni Web限定スペシャルコンテンツ
フィンの新しい考え方だと思う
まずbio-fin uniを理解する上で重要なのが、その推進力の原理です。
理論としては「流体力学」という難しいものを応用しているのですが、なぜフィンの中心が割れているのに進むのかが
とても疑問でした。揚力とかL=1/2ClρV・・・とか言われてもピンと来ない。
簡単な例えにすると、ボートをオールで漕いで進むか、スクリューが回って進むかの違いに近いものではないかと
考えられます。商品の説明ではbio-fin uniを「2枚の翼が備わっている」と翼に例えているが、スクリューも翼が連続
したもので、揚力と言われるもので推進力を得ているのです。
ノーマルなフィンを「オール」、bio-fin uniを「スクリュー」としたときにボートを力強く進めるにはどうするでしょう?
「オール」なら大きく漕ぎ、「スクリュー」なら早く回転させますよね。
そうなんです、これが、ノーマルフィンとbio-fin uniのフィンキックの違いなんですね。
つまりノーマルフィンでは足を大きく開いた大きなフィンキックで推進力を得るのですが、bio-fin uniは小刻みな
早いフィンキックをすることで推進力を得るのです。
では、実際にどうなのかをテスト結果をもとに解説してみることにします。
【フィンキックのストローク幅比較】
どのくらいフィンキックの大きさ(ストローク幅)に違いがあるのかを見てみましょう。

GULLの定番フルフットフィンであるMEWとbio-fin uniのストローク幅を比較したものです。
見ての通りその違いがはっきりわかります。
状況や個人差はあると思いますが、このように小さなストロークでbio-fin uniは進んで行くのです。

では、フィンが翼になるというのはどういう事なのかを見てみましょう。
上の写真はハーフストロークをコマ撮りしたものです。
キックした時にフィンの先端がV時型になっているのがよくわかります。フィンの両端のリブを軸にきれいにフィンが開き、
翼の様になるのです。そしてこの翼が上下に連続して動きどんどん進んで行くんですね。
【ブーツ専用フルフットフィン】
多くのフルフットフィンは素足で履くことも想定していますが、bio-fin uniはブーツ(ミューブーツ)を履いて使用することを
前提にブーツポケットも設計されています。
上の写真はMEWとのブーツポケットの形状の比較です。
bio-fin uniのブーツポケットの第一印象は丸みを帯びているので、ずんぐりしているように見える。
また、甲と踵は若干浅めになっている。これらの形状がフィッティングに大きく影響している。
これは履いたときの感想を伝えた方がわかりやすいであろう。※テスト環境は陸上かつ安定した平地
履くとき:靴に例えるなら、スリップオンのようだった。踵を折り返す必要もなくいとも簡単に履けたのだ。
履いたとき:なぜか軽く感じ、取り回しも楽だ。それほど軽量ではないはずだが、同サイズのフルフットフィンに比べると
ブレード長が短いので重心位置が足に近づいているのが要因かと考えられる。また、取り回しの楽さは長さもそうだが
先端が割れている事で足が左右に傾いた際にテンションがかかりにくいのも影響しているのではないかと思う。
脱ぐとき:踵が浅めなので指入れがしやすく簡単に脱げた。
これらは筆者の感想なので個人差は当然あるだろうが、テストでは明らかな違いを感じた。
また、着脱が楽だとフィット感が悪いのではないかと思われるかもしれないが、ミューブーツを履いて着用すると実に
良いフィット感が得られた。
【テストデータ】
今回のテストは長さ16mのプールで行った。
bio-fin uniとMEWのタイムとストローク回数(左右の足が各1回ずつ上下したら1回とカウント)を計測してみた。
予想としては、MEWの方がタイムは早いのではないかと思っていたが、ほとんど変わらない結果となった。
距離が短いためにタイム差があまり出てないとも考えられるが、同一のテスターで行っているので、このデータを
見る限りでは、スピードも十分出るという事がわかる。
ストローク回数はフィンキックの特性からbio-fin uniの方が多いのだが、マックススピードの際にMEWの方は
早くキックしようとして、ストロークも小さくなりストローク回数が増えてしまったようだ。
あくまでも今回のテスト環境下においてだが、MEWと遜色ない推進力があるという結果が得られた。
次項ではテスターの感想とどんなダイバーに合っているのかを解説しよう。
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